ご挨拶

 私たちは1974年から横浜市港北区で”子どもの本を通して子どもの心を考える”をメインテーマに読書活動をしています。

港北文庫のつどいの発足とそのあゆみ

 今では各区にある横浜市立図書館ですが、'70年代前半には野毛に一館しかありませんでした。'77年港北区でも図書館設置運動が始まり、署名活動をしたりしました。そして'80年現在の港北図書館オープンにつながりました。


 港北図書館が出来る前、区内には家庭文庫があちこちに生まれました。野毛の市立図書館が家庭文庫向けに「団体貸出」をしてくれました。まとめて借りた本を返しに行って、同じ冊数だけ又借りられるという制度です。やがてそれは各区の図書館へと引き継がれて行きます。


 '77年あちこちの文庫主宰者が集まって「港北文庫のつどい」が誕生します。菊名親子読書会が区役所と共に行って来た親子読書教室が元になり、やがて「港北文庫のつどい」へと一本化して講演会が続きます。


 '80年の港北図書館オープンに伴い、手探りの保育も行われながら、毎年秋に3〜5回の講演会を催しています。もちろん保育も継続しています。


 私達の一寸自慢は'86年IBBY東京大会出席のために来日されたフィリッパピアスさんの御希望で港北公会堂にて講演会を開いたことです。


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