〜担当運営委員の声〜



45周年講演会


10月2日  養老 孟司(東京大学名誉教授)

「かけがえのない子どもたちー過去から未来へ」

 年間数多くの講演をされている養老先生が文庫のつどいにもおいでいただきました。

 相手のルールで動いていることを認め、手を加え、毎日見るという『手入れ』を子ども、仕事、そして自分に対しても行うことが大事だと教えていただきました。




第44回 2018年秋の講演会


10月12日

山口 マオ(イラストレーター・絵本作家)

「絵本作りの舞台裏」

 初めての担当で緊張しましたが、文庫の仲間に支えられました。私が版画をはじめたきっかけが、山口マオさんでもあります。娘が産まれた時に揃えた絵本の中に「わにわにシリーズ」があり、迫力のわにわにが我が家にもいるようで、大好きです。マオさん、当日は琵琶を弾き語りしてくださって、ありがとうございました。

 *2019年3/18まで長野県岡谷市「イルフ童画館」で過去最大点数の個展を開催中、マオさんの原画をご覧になりたい方はぜひ!




10月24日

 末盛 千枝子(絵本編集者)

「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」

 豊かな人生経験にもとづくエピソードの数々は、たくさんの絵本から与えられる、心へのあたたかみと人生の気づきが、明日への希望につながることを教えていただきました。

 末盛さんと絵本の魅力を再発見した時間でした。




  11月14日

  交流会「今年の講演会について語り合いましょう」


 3回の講演会の担当者から様々なエピソードをお話させていただくとともに、参加者のみなさまからもたくさんの感想や本との出会いをうかがいました。

 港北図書館の司書さんに『平和』をテーマにしたブックトークをしていただき、子どもと平和の大切さを痛感しました。参加者からはブックトークの参考にしますとの声も上がりました。



11月28日

朽木 祥(作家)「失われた声に耳をすませて」

 「ヒロシマを伝えていく」という使命感を抱き、数々の物語を紡いでこられた先生のお話に、心が揺さぶられました。

 ずっと大切にされてきたcompassion (共感共苦)の思い、そしてたくさんの人びとの「失われた声」が、私の心の深いところに届きました。

「石の記憶」を朗読して下さった先生の、静かであたたかなお声が、忘れられません。



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