第43回 2017年秋の講演会 〜担当運営委員の声〜
9月27日
松岡 享子((公財)東京子ども図書館名誉理事長)
「子どもと本をめぐって」
ご著書『子どもと本』を軸に受講者からの質問に答えていただきました。どんな問いかけにも真撃な品格あるご返答はうなずくばかりでした。
澄んだお声で『グリム童話(ガアグ編)』の一節を読んでくださいましたが、あの感動を伝える言葉はみつかりません。みんな元気に心豊かな気分になることができました。
10月6日
中村 桂子(JT生命誌研究館館長)
「人間は生きものというあたりまえのこと
ーケストナーを読みながらー」
38億年前のたった1つの細胞を祖先とする私たち生き物は、そのDNAに38億年の歴史を持っているという事そして、喜多方での小学校農業科での命を育む取組など、興味ぶかいお話を伺いました。
10月23日
交流会「今年の講演会について語り合いましょう」
3回の講演会の担当者から様々なエピソードをお話させていただくとともに、参加者のみなさまからもたくさんの感想や本との出会いをうかがいました。
港北おはなし会の眞鍋さんにストーリーテリングをしていただきました。
11月10日
鈴木 まもる
(画家、絵本作家、鳥の巣研究家)
「絵本と鳥の巣の不思議」
こんなに、心から笑った講演会は久しぶりでした。アっという間の二時間でした。そしてただ楽しいだけでなく、子供の本、子育ての本質の指針が沢山ありました。
鳥の巣の実物を見せていただき、触れられたことはとても貴重な体験でした。