第41回 2015年秋の講演会 〜担当運営委員の声〜
10月5日
池内 了(名古屋大学名誉教授・宇宙物理学者)
「科学の道しるべ」
科学は、実は日々の生活に密着しており、文化として楽しみながら接していくと知る事が楽しく、心豊かになるのだと楽しそうにお話いただきました。
翌日、日本人がノーベル物理学賞を受賞しましたが、先生には、カミオカンデで観測されている「ニュートリノ」についても、お話いただいていましたので、ニュースをより興味深く聞くことになりました。
10月23日
佐藤 多佳子(作家)
「創作のサイドストーリー」
演題について、「創作のサイドストーリー」とか、そんな感じでどうでしょうかとお返事を頂いた時、たちまちそのテーマに惹きつけられ、それからずっとわくわくしていました。
次から次へと飛び出してきたのは、取材の話、登場人物の事、最初は違う結末だった本の話等々、興味深く貴重なものでした。質問タイムも和気あいあい、楽しいひと時でした。
港北図書館の司書さんが毎回参考図書を展示してくださいます。
講演会終了後はもちろん貸し出しOKです。
11月13日
黒井 健(絵本作家)「絵本の挿絵について」
「絵本における挿絵とは」この事をずっと追求してこられた先生が、今日に至るまでをご自身の作品を振り返りながら、人との出会いや数々の体験をお話しくださいました。
柔らかいパステルの作風とは対照的な、シャープでダンディー、笑顔がとても素敵な先生で、参加者との一問一答形式の質疑応答もあり大変有意義な2時間でした。
11月20日
交流会「今年の講演会について語り合いましょう」
3回の講演会の担当者から様々なエピソードをお話させていただくとともに、参加者のみなさまからもたくさんの感想や本との出会いをうかがいました。
運営委員より「外郎売り」の口上の披露をさせていただきました。