第40回 2014年秋の講演会 〜担当運営委員の声〜



10月21日

外海 賢雄(元小・中学校教師/浄土真宗寺院住職)

「ともに絵本のたのしみを」

 遠路熊本から足をお運びいただきました。子ども達に毎日読み聞かせをしていらした先生に「ウチの子も先生のような方に巡り合って欲しかった」との感想が多数寄せられました。

 先生には「本を手にすると幸せな子どもの時代が甦る」ことと、先生が作詞され今も地元の子どもの達が親しみ歌い継がれている網田音頭のことを知って「文化の伝承は守ることだけでなく築いてゆくものでもある」ことを教えてもらいました。




11月7日

村上 康成(絵本作家)

「絵本の魅力、絵本の力、〜自然の歌をききながら〜」

 私たちは、自然との関係や、自然とどう接していけばよいのかを文字で読んだり、また聞いたりしますが、村上先生の絵本では、それらが言葉なしに表現され、哲学的でありながらも、子どもから大人まで何度でも楽しめて、なお自然への接し方を考えさせられます。

 これまでに出会った事のない絵本と出会え、感謝しています。





11月21日

交流会

「今年の講演会について語り合いましょう。」

 3回の講演会の担当者から様々なエピソードをお話させていただくとともに、参加者のみなさまからもたくさんの感想や本との出会いをうかがいました。



12月8日

上橋 菜穂子(作家/川村学園女子大学特任教授/文化人類学者)

「物語との旅ーこれまでとこれからー」

 読み始めたらとまらない、わくわくする物語 ー まさに先生の物語です。

 アンデルセン賞作家賞授賞式の様子、子ども時代の本とのかかわり方、ご家族のエピソードなどなど、どのお話も私達を楽しませてくれました。

 先生の本の魅力は勿論のこと、一人の人間としての魅力、優しさにふれることができた講演会でした。次の作品が待ち遠しくなりました。




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