第37回 2010年秋の講演会 〜担当運営委員の声〜



10月15日

荻原 規子(ファンタジー作家)

「ファンタジーの魅力」

 今年は特別な年です、とここ十数年来の港北文庫のつどいからのラブコールにこたえてくれた荻原先生。

 幼い頃からの読書遍歴とファンタジーや神話への考察、そして日本を舞台にしたファンタジー誕生までの道のりを始終にこやかに丁寧にお話してくださいました。




10月27日

酒井 富美子(元横浜市立図書館司書)

「はじめの一歩”は港北図書館から ~司書として30年を生きて~」

 長い間、港北区で文庫活動なさった方々や、様々な形で子供に本を届けてくださった方々……木漏れ日のようにちらちら垣間見れた先輩方の活動が、酒井氏の講演で一筋の光明になり自分に降り注いだ想いがしました。

 後半のブックトークも参加なさった方の目がきらきらしていました。





11月5日

交流会

 前半の講演会をふりかえりつつ、後半の講演会の講師の先生方の紹介を担当運営委員よりさせていただきました。

 港北おはなしの会の方によるミニおはなし会も楽しみました。





11月16日

柚木 沙弥郎(染色工芸作家)

「嬉しくなくちゃつまらない」

 人生を達観されたかのような先生のひょうひょうとしたお人柄と見識の高さには、受講者一同魅せられました。

 さすがは物作りの方。表情豊かな逞しい先生の大きな手には圧倒されっぱなしで、会場の皆さんにも見事な先生の掌をしっかり見ていただきたかったです。





11月24日

松岡 達英(自然絵本作家)

「もっと自然を楽しもう」

 春から秋には新潟の川口町で生活なさっている松岡さんご一家。絵本作家とは言えその作品の多さと密度はすごく、また技法も様々。

 書画カメラで絵を描く様子をそのままスクリーンに映しながらお話しされるという講演の仕方には子どもに戻って楽しませていただきました。話は尽きず、続きはぜひ川口町で!


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